また、犬の遺伝性疾患は400種類。
ではなぜ、こうも「遺伝性疾患」が増えてしまったのでしょうか?
長い歴史の中で犬は人の手により用途に応じ改良されてきました。
犬の歴史は古く、人の手によって純血種として改良され始めた歴史を眺めれば
1600年代以降に固定された純血種が多く登場しています。
この1600年代においては、純血種としての種の固定化に重点を置いた無理な繁殖を
繰り返した時期、即ち「歴史の虐待」の始まりだったのかもしれません。
犬の「遺伝学」を学び解ってきた事があります。
それは、1600年代以降に無理に固定された純血種に「遺伝性疾患」が多く
古代から自然に近い状態で固定されて来た純血種には「遺伝性疾患」が少ないと言う事です。
「遺伝学」を学び「遺伝性疾患」多いと言うのは、犬が病弱と言う事ではなく
狭い範囲での無理な固定化概念の繁殖・・・つまり、ある一定の犬種だけで繁殖を行い続けた
結果、誕生した純血種の遺伝子が固定されてしまったと言う事です。
例にとって見れば、シベリアンハスキーと言う純血種は、限られた地域での繁殖を繰り返した
結果、遺伝的に認められる疾患が多いと言う事です。
当たり前ですが、純血種は作り出される過程で、様々な異なる種が使われます。
人が犬種の固定に重点を置き、何も考えず、様々な繁殖を続けた結果が今現在の純血種の
「遺伝性疾患」「身体的欠点」として受け継がれてしまったのです。
犬種の固定と言うエゴの為だけにブリードされて来た【歴史の虐待】です。
日本でも最近流行のミックスやデザイン犬の様に何も考えず、ただ流行だけの繁殖が如何に
危険な行いか、純血種の歴史が語っております。
純血種においても最近流行の「ティーカップ、タイニープードル」や「豆芝」などの
未熟児純血種。
その純血種としてのスタンダードをもさらに逸脱し繁殖され続けております。