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          Designer Cross Breed

       デザイナークロスブリードとは・・・・?



             日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、イギリス、アメリカなどでは研究が進み
        経験豊富なブリーダーや獣医師監修の元、新しい犬種として注目されています。

               純血種の持つ固定されてしまった

 

       「遺伝性疾患」「身体の欠点」「癖のある性格」「気性の荒さ」「毛質」

 

        などのマイナスな要素を異なった純血種を掛け合わせる事によって

        そのマイナスな要素を補い、純血種よりも身体的に丈夫な新しい犬種が誕生します。

               純血種には様々な【遺伝性疾患】【身体的欠点】があります。

            

     ☆ ブルドッグ、フレンチブルドッグ、パグ等の純血種に見られる

       「遺伝性疾患」「身体的欠点」 ☆

       

       所謂、「ハナペチャ」と呼ばれる犬種は呼吸がし辛い犬種であり、また繁殖の際には

       自然交配が難しく、人工授精や人の補助無しでは満足に交配も出来ないと言う動物

             へと固定されてしまいました。
       

       出産の際にも自然分娩が難しく、その殆どが帝王切開と言う方法が用いられると言う
       犬種となってしまいました。

            

      ジャーマンシェパード等の大型純血種に見られる「遺伝性疾患」 ☆

 

      「ヒップディスプラーシア」股関節、肘、膝、等の骨格に問題を抱えております。

            
     ☆ バーニーズマウンテンドッグに見られる「身体的欠点」 ☆

 

      「ヒスチオ」所謂「がん」です。

       近年では「悪性組織球症」と呼ばれる原因不明の「がん」に犯され、

       バーニーズの5頭に1頭はこの病気で亡くなっております。

       今だその原因すら解明出来ておりません。

       

     ☆ ボーダーコリーに見られる「遺伝性疾患」 ☆

 

       「CL」神経セロイドリポフスチン症と呼ばれる遺伝性疾患。

       ボーダーコリーの「CL」は犬の身体の神経細胞を冒す病気です。

            それは蓄積症としても知られています。

            これは遺伝性疾患であり、致命的で治療法がありません。

            

     ある犬種に見られる「身体的欠陥」 ☆

 

       犬種名は伏せさせて頂きますが、この犬種には99%の確立で心疾患を患うと言う

       致命的なDNAレベルでの欠陥があります。

     ☆ その他にもグレートピレニーズやジャックラッセルテリアに見られる「身体的欠点」 ☆

 

       皮膚の弱さ    

 

    

                    上記に上げた純血種以外にも様々な純血種が数多くの

                    「遺伝性疾患」「身体的欠点」に冒される危険があります。

    

  その数の多さゆえ、ここでは全てを取り上げる事が出来ないので詳しくは下記のHPを御覧下さい。

      

                  

                                      犬生活向上委員会HP

 

 

        一つの純血種においても,この様に深刻な「遺伝性疾患」「身体的欠点」を抱えています。

 

    また、犬の遺伝性疾患は400種類。

    ではなぜ、こうも「遺伝性疾患」が増えてしまったのでしょうか?

    

    長い歴史の中で犬は人の手により用途に応じ改良されてきました。
    犬の歴史は古く、人の手によって純血種として改良され始めた歴史を眺めれば

    1600年代以降に固定された純血種が多く登場しています。

    

    この1600年代においては、純血種としての種の固定化に重点を置いた無理な繁殖を

    繰り返した時期、即ち「歴史の虐待」の始まりだったのかもしれません。

    犬の「遺伝学」を学び解ってきた事があります。

    それは、1600年代以降に無理に固定された純血種に「遺伝性疾患」が多く

    古代から自然に近い状態で固定されて来た純血種には「遺伝性疾患」少ないと言う事です。

    「遺伝学」を学び「遺伝性疾患」多いと言うのは、犬が病弱と言う事ではなく

    狭い範囲での無理な固定化概念の繁殖・・・つまり、ある一定の犬種だけで繁殖を行い続けた

    結果、誕生した純血種の遺伝子が固定されてしまったと言う事です。

    例にとって見れば、シベリアンハスキーと言う純血種は、限られた地域での繁殖を繰り返した

    結果、遺伝的に認められる疾患が多いと言う事です。

    当たり前ですが、純血種は作り出される過程で、様々な異なる種が使われます。
    人が犬種の固定に重点を置き、何も考えず、様々な繁殖を続けた結果が今現在の純血種の
    「遺伝性疾患」「身体的欠点」として受け継がれてしまったのです。

 

    犬種の固定と言うエゴの為だけにブリードされて来た【歴史の虐待】です。

    日本でも最近流行のミックスやデザイン犬の様に何も考えず、ただ流行だけの繁殖が如何に

    危険な行いか、純血種の歴史が語っております。

       純血種においても最近流行の「ティーカップ、タイニープードル」や「豆芝」などの

    未熟児純血種。

   

    その純血種としてのスタンダードをもさらに逸脱し繁殖され続けております。

    その行いが「遺伝性疾患」「身体的欠点」の固定化をさらに深める事とは知らずに・・・

       イギリスやアメリカで研究が進められている「デザイナークロスブリード」とはその純血種が

       もつ「遺伝性疾患」「身体的欠点」を撲滅する目的の為、考えられたブリードなのです。

       研究が進んでいるイギリスやアメリカでもやはり「デザイナークロスブリード」に対しては
    反対意見も出ております、賛否両論有るのは当然と思います。

       純血種を守るのはブリーダーとしての育種の使命です。

   

    しかしブリーダーとして、育種家として、ここまでの【歴史の虐待】を知りつつもそれでも

    尚且単に純血種としての種を守る事だけに繁殖を続ける事、

    

    それは育種家としての使命では無いと私は思います。

 

    育種家とは原種を維持し尚且つ育み改良する事こそが本当の使命です。

      「遺伝性疾患」「身体的欠点」が有るのにも関わらず、無視し続けるのは育種家ではありません。

                                             と私は考えます。