それではここでは『 断尾 』されている
ウェルシュコーギーペンブロークの「尻尾」についてお話いたします。
断尾,断耳されている犬種は様々ですが、ここでは断尾されている代表的な
犬種ウェルシュコーギーペンブロークについてお話しましょう。
みなさんはウェルシュコーギーペンブロークの尻尾が生まれつき無尾、または短尾だと思っている人が多いと思いますが
それは大間違い、実はコーギーにも立派な尻尾が有るのです。
ではなぜウェルシュコーギーペンブロークには尻尾がないのでしょう?
それは人間の歴史において人間の身勝手な行いが生んだ悲劇なのです。
今現在21世紀になり人間以外の動物に対して動物愛護法が確立されました。
その事により人間の身勝手な行動により断尾、断耳される問題が今、世界中で論争になっております。
動物に対しての愛護が世界で最も鈍感な日本でもこの問題を深刻に考える愛犬家達が増えているとの事です。
それでは何故ペンブロークの尻尾が短くなったのでしょうか?
ウェルシュコーギーペンブロークの尻尾は生後間もなく獣医師による外科手術により
麻酔なしの状態で根元から一気に切除されます。
この時、激痛により物凄い悲鳴をあげ、その悲鳴は止血時の患部による焼灼、傷口の縫合術後の消毒まで時間にして
2分~3分間続きます。
その後、悲鳴は弱まり痛みに耐えるうめき声が15分~20分続きます。
もうひとつの断尾のやり方としてブリーダーが尻尾の間接にゴムバンドを用いて血行を止め、腐り落とすと言う方法。
ではなぜ、このような事が当たり前になったのか・・・
その歴史は古く、当時のコーギーの仕事は牛追い作業でした。
当時の人は牛に踏まれ、怪我をしないように尻尾を切断しるという理由でコーギーの尻尾を断尾していました。
犬への安全配慮と言った考え方としては適切な理由でしょう。
しかしその後、人は様々な理由で犬本来の姿を傷つけ始めて行きます。
速く走れないようにつま先を切断したり、大腿部を傷つけたり、と人間の身勝手が盛んに行われていたのです。
最悪なことに税金を逃れるために尻尾を切断したという例まであるのです。
当時は尾があるか、ないかで犬に対して税金がかかっていたようです。
どちらにしても人間の身勝手さが生んだ悲劇なのです。
「犬が踏まれないように尻尾を切断したのだから犬にとっては良いことなのでは?」
と言う意見も有りますが、犬の為なら犬を傷つけても良いのでしょうか?犬はそれを望んでいるのでしょうか?
痛みと言うのは味わった本人以外、わからない事です。
獣医師が最もやりたくない仕事だと言うほど残酷なのです。
傷口が化膿して生後間もなく死に絶える子もいるのです。
こういった事を今世界が注目して議論しているのです。
ヨーロッパ諸国やオーストラリア等では犬が単に人間の好みや身勝手で尻尾や耳を切る行為をなくそうとしています。
犬にとって尻尾や耳は感情を表す最も重要な場所、機能なのです。
ペンブロークは尻尾が無いのが良いという方は生まれつき尻尾の無いナチュラル・ボブをお求めになられてはどうでしょうか?
ノルウェーではナチュラル・ボブの研究が最も進んでいるみたいです。
お求めはノルウェーとの流通が盛んなブリーダーでお聞き下さい。
断耳、声帯手術、歯の切断
断耳されている犬種はボクサー、ドーベルマン、シュナウザー、グレートデン等です。
断耳は生後2ヵ月~3ヶ月頃に行われます。
手術方法は全身麻酔をかけ耳の軟骨の一部を外科手術により切除します。
「全身麻酔をかけるのだから断尾よりも全然いい!!」と思った方、とんでもない!!!
耳は毛細血管が非常に豊富な組織なので術中は多量の出血を伴います。
また感覚神経も発達している場所でもありますので、術後麻酔からさめた後、非常に激しい痛みが伴うのです。
それではなぜ断耳を行うのか?
ドッグショー等の自己満足や単純でただ耳がピンッ!!と立っていた方がたくましく見えるから・・・
そんな理由でこれ等の犬種は生まれて間もなく耳を切断されるのです。
声帯除去についての手術方法は2種類あり内式と外式です。
内式は犬の口を大きく開けて喉を覗き込み行います。
この方法は声帯を十分に除去するのが難しく術後ある程度の声を出すのが多く見られます。
外式は喉の皮膚を切り開き行います。
この方法は声帯を十分に除去しますが喉部分にある神経や血管を傷つけやすく最悪は喉頭麻痺を起こし食べ物を飲み込む
力を奪ったり、甲状線機能障害や各種神経麻痺症状を起こします。
さらには術中の呼吸停止を起こし命を落とす危険性も非常に高いのです。
「ワンちゃんが吠えてうるさい!!」だとか「近所からの苦情がきて!!」など
本来、オーナーの知識がないのが最大の理由であるのにも関わらず
その事を理解せず、吠え癖を直そうともせず、簡単に声帯除去に踏み切るオーナーは動物を迎える資格はありません。
動物を思う気持ちが少なからずおありになるのであれば、声帯除去をする前にドッグトレーナーにご相談下さい。
歯の切断の理由は様々です。
ドーベルマンやボクサー等の少々危険な犬の場合のみ行われます。
しかし、彼らは実は皆さんが思っているほど凶暴性は無いのです。
確かに一度噛まれたりしたら殺されてしまう可能性はありますが、その前に考えてみて下さい。
犬が噛むとはどういうことなのか?
それは犬との接し方に問題があるのです。
信頼があれば犬は絶対に噛みません。
彼らを迎える前にもう一度考えてみてはどうでしょう、手に負えなければ彼らを迎える資格はありませんし、とても危険です。
動物虐待
動物虐待については何十年か前にニュースにも取り上げられた背中にボーガンの矢が刺さった鳩や 頭にボーガンの矢が刺さった猫が保護された問題がありました。
近年では、某掲示板で猫を虐待死させるという痛ましい事件が起こっています。
中国では猫をハイヒールで踏み殺す女性もいます。
動物虐待サイトでは今でも罪のない動物達が面白半分に殺されているのです。
動物先進国のアメリカでも動物虐待が深刻な問題になっています。
保健所や里親センターから身寄りのない動物を虐待がしたいがために貰い受ける方もいるのです。
これは人間が行う恥ずかしくもあり、愚かな行為です。
しかも虐待を受ける動物は決まっていて「猫、小中型犬、小動物」です。
ではなぜこれらの猫や小中型犬や小動物が主なターゲットなのか?もうお解かりですね。
そう、これらのターゲットは人間から見て非常に弱い生き物だからです。
動物虐待を行う人間は決まって弱い生き物には強く、強い生き物(人間も含む)には頭も上がらない弱い生き物なのです。
その証拠に大型犬や超大型犬、ドーベルマンや土佐犬、ボクサーといった軍用犬や闘犬が虐待を受けたという話は聞いたこと
が有りませんよね?
自分より強いし、これ等の犬種は経験豊富なプロのトレーナーがようやく扱えるからなのです。
今現在、動物虐待を行っている方は、今すぐにおやめ下さい。
自分を見つめ直してください。
弱い物を守る事!!!
その気持ちが大事なのです。
それでも動物虐待をしたい方へ・・・・軍用犬、闘犬、人間よりも強い生き物を相手にしてみてはどうでしょうか!!!
最後に
以上動物に対する色々な問題についてお話させていただきました。
最後までお付合い下さいましてありがとうございました。 そしてお疲れ様でした。
我々 ☆ Roys,Funny,Factory ☆ が求めること、それは全ても動物の幸せです。